こんにちは雪見月です。
50代にもなるとシワやたるみが目立ってきて鏡を見るのが苦痛になったりもします。
出来る事ならいつまでも若々しく、シミやたるみのない綺麗な肌でいたいものです。
そこで、まことしやかにささやかれている『アンチエイジング』と『糖化』の関係。
身体の老化の促進の原因になると言われる『糖化』
怖いけど大好きな甘いものには必ず入っている糖分が糖化に繋がってしまうようです。
甘いものを食べれないのは…無理!ムリです!
気になるので調べてみました。
糖化とはどういう事?
糖化とは(別名メイラード反応とも言います)
私たちの細胞はタンパク質と脂肪からできています。
そして糖分は生命を維持する大事なエネルギー源。
肌のハリを保つのに大切なコラーゲンやエラスチンはタンパク質の一種です。
食事からとった糖のうちエネルギーとして代謝されなかった余分な糖が体の中のたんぱく質と結びついて、変性・劣化してAGE(糖化最終生成物)と言う老化物質を作り出す反応。
このAGEと言う老化物質は厄介な事に、分解されにくく、体に蓄積されやすいので全身の老化を進行させてシミ・シワ・たるみ・髪の毛が艶を失いパサパサの原因にもなります。
また、様々な病気(アルツハイマー、動脈硬化など)の原因にもなったりします。
糖化する仕組み
身体の中でエネルギーとして使いきれなかった糖は脂肪やタンパク質と結びついて身体を糖化させる。
糖化させる糖は
・ブドウ糖(グルコース)
・果糖(フルクトース)
の2つがあります。
みんなが大好きなホットケーキを例にあげてみると、ホットケーキを焼く時にこんがりと美味しそうに褐色に焼けるのも糖化の一つ。
ホットケーキの砂糖が卵や牛乳などのたんぱく質と結びついて変性してAGEを生み出してしまいます。
トーストを焼いた時も同じ現象で、食べ物の場合は香ばしく美味しい反応ですが、人間の体の中で起こるとAEGが老化を促進してしまうと言う悲しい事態になります。
糖化で生まれたAGEが肌や髪の毛に影響を与えると、肌はコラーゲン組織が破壊されハリが無くなりシミシワの原因にも。
髪の毛の場合だと、つやが無くなり老けた印象に。
糖化を起こしやすりタイミング
AGEが出来やすいタイミングは食後の1時間ほど。
食後に血糖値が上がる為にAGEが出来やすくなります。
若いうちは代謝能力が高い為AGEを体の外に排出する事が出来ますが、年齢を重ねると代謝能力が落ちて身体に蓄積されやすくなって老化を速めてしまいます。
糖化を予防するにはどうしたらいいの?
血糖値を急激に上げない為にもGI値の低い食事をとる。
GI(グリセミック・インデックス)値とは、ブドウ糖の血糖上昇率を100とした場合の血糖値の上昇する割合を数値化したもの。
GI値の低い食品を食べるようにすると血糖値の急上昇を抑える事が出来て糖化抑える事が出来ます。
例:主食でのGI値
🔸GI値が低:全粒粉のパスタ、玄米おかゆ
🔸GI値が中:玄米ごはん、そば、もち米
🔸GI値が高:食パン、もち、うどん、白米
※食時に血糖値を急激に上げない為にも朝食は必ず食べるする。
その他気をつけたい事
🔸食べる順番に気をつける。野菜➡キノコ類➡肉・魚・卵➡ごはん・ぱん・麺類などの順番に食べる。
🔸質の良い睡眠を1日最低でも6~7時間はとる。
🔸飲酒を控える。
🔸タバコを止める。
🔸適度な運動
糖化を防ぐ為のまとめ
シミたるみなどの老化や病気にもつながる糖化。
毎日の食事の食べ方や生活習慣を改善してサビない身体を作っていきましょう。